中塚 雅行Nakatsuka Masayuki
<経歴の紹介>
- 1976年
- 倉敷市水島に生まれる
- 1982年
- 学校法人 岡本学園 あさひ幼稚園 卒園
- 1988年
- 岡山県倉敷市立第5福田小学校 卒業
- 1991年
- 岡山県倉敷市立水島中学校 卒業
- 1994年
- 岡山県立倉敷古城池高等学校 卒業
- 1994年
- 奥羽大学歯学部 入学
- 2000年
- 奥羽大学歯学部 卒業
- 2001年
- 奥羽大学歯学部付属病院 臨床研修歯科医師修了
- 2001年
- 奥羽大学歯学部 大学院歯学研究科 入学
- 2002年
- にしむら矯正歯科医院 勤務
- 2010年
- 医療法人 にしむら矯正歯科医院 理事
- 2014年
- 医療法人 にしむら矯正歯科医院 退職
- 2015年
- 2月6日 倉敷市水島地区に"みやび矯正歯科医院"を開院
・日本成人矯正歯科学会認定医
・インビザライン認定ドクター
4児の父親として子育てに奮闘中です。
長男 15歳 高校生
次男 13歳 中学生
長女 6歳 小学生
次女 3歳 幼稚園
昨年までは中学生2人、幼稚園児2人でまとまっていたのですが、
今年は子ども4人とも属性がバラバラでシャレになりません。
反抗期に大変苦労しています… (;´Д`)
趣味:写真 オーディオ スキー 花火鑑賞 鉄道
私の趣味の一つである花火について戯言を語らせて下さい。
岡山県歯科医師会会報 2017.04月号 掲載の随筆(加筆しています)
「中塚雅行の花火放浪記」
みなさん 花火はお好きですか?三度の飯より花火が好き 中塚です。
僕の夏の予定は花火大会の撮影で埋め尽くされています。
2016年は笠岡、伊予、岡山、今治、宮島、高松、福山、出雲と8か所の花火大会へ撮影に出掛けました。ひと夏の花火大会で2,000kmを移動しました。(新潟に遠征したかったのですが余力がありませんでした・・・)
僕は大学に入った頃、一眼レフカメラを買ったのをきっかけに花火の写真を撮影するようになりました。大学が福島だったこともあり、東北の花火大会を見て地元岡山とのスケールの違いを感じました。
花火の質と量にも感動しましたが、観客の熱意が全く違うことにも驚きました。
花火大会の日は仕事をソコソコに切り上げたり、お休みにしたり、打ち上げが終わった後に花火師さんに拍手を贈ったり愉しむ雰囲気が違いました。東北の夏は短いので、短い夏を精いっぱい楽しんで(セミみたいですね・・)いるんだなって感じました。これが花火なんだ!これが花火大会なんだ!!と強く感じました。
ちょうどその頃、写真雑誌(アサヒカメラだったかな)を見て美しい花火写真に魅せられてしまいました。
その雑誌に載っていた「花火写真の撮り方」みたいな記事を見て若気の至りでしょうか、不釣り合いなくらいに立派な(重すぎる)三脚を買ってしまいました。フランス製の三脚は機関銃の銃座を造っているというメーカーのモノでした。頑丈、堅牢、精密、何よりもフランス陸軍でも採用というウンチクにやられてしまいました。。
その素晴らしい三脚は、時にその質量で僕の体力を奪い、気力を挫けさせ、指を挟んで流血させ、冬の撮影時には冷た過ぎて手が貼り付かんばかりの代物でした。
体力のない僕は泣く泣く国産のカーボンの三脚に買い替えることになりました。
軽くて冷たくなくて、まるで僕の性格のようなその軽薄短小さは素晴らしい相性でした。
以後、20年近く相棒として使用しています。
さて、閑話休題
今まで僕が撮影してきた花火大会ベスト5を発表します。
20年位東北で生活していましたので、どうしても東北周辺が多いです。
- 1位 ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会(新潟県柏崎市)
- 2位 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
- 3位 福山夏まつり あしだ川花火大会(広島県福山市)
- 4位 須賀川市釈迦堂川花火大会(福島県須賀川市)
- 5位 伊予彩まつり 花火大会(愛媛県伊予市)
- 番外編 宮島水中花火大会(広島県廿日市市)
順番に紹介していきますね。
1位 ぎおん柏崎海の大花火大会(おおはなびたいかい)
柏崎の人々の郷土愛を感じます。寄付をされている方も多いみたいですし、仕事もこの日はみなさんお休みだそうです。
防波堤から打ち上げられる花火と水中花火のコンビネーションが本当に綺麗です。
この大花火大会の名物と言えば。。「尺玉100発一斉打ち上げ」です。100発の尺玉を一斉に打ち上げます。ちょっと贅沢過ぎますね~
花火の打ち上げ地点の幅がナント1.5キロあります。視界に収まりきらない贅沢さ。
尺玉が一瞬で100発咲いて散ってゆきます。空が白んで昼間を超える明るさです。
水中花火も多く、打ち上げの1球1球の質も高いのが嬉しいですね。
その他、3尺玉が2発打ち上がります。言葉にすればする程陳腐になっていくのが本当に残念です。
2位 長岡まつり大花火大会(おおはなびたいかい)
柏崎からちょうど1週間後に2日間行われる大会です。新幹線が徐行する事でも有名ですね。長岡空襲の慰霊と鎮魂のために始まった大会です。
信濃川の両岸が観客席になっていますので、場所は比較的取りやすいです。ただ、風向きに気をつけないと。。ずーっと煙に悩まされます。
13:00ごろ現地に到着します。高速のインターに近い駐車場に車を止めて、警備の方や地元の方からの情報収集、天気を調べて風向きを確認します。花火写真にとって風下はどうしようもありませんので、三脚を抱えて風上のポジションを確保するためにひたすら徘徊しています。
14:00ころに三脚を立てて場所取り。やはり見つけた場所はすでに三脚が立てられていますので、邪魔しないように立てレジャーシートを広げます。
花火大会開始まであと5時間ちょっとです。ひたすら待ちます。
花火はワイド系のスターマインが見どころですが、その他の球の質も高く、流石といった感じです。2kmの幅で打ちあがるフェニックス花火など、、視界に収まらないのである意味勿体ないようなそんな気持ちにもなりますね~
正三尺玉(しょうさんじゃくだま)が2発打ちあがります。こちらも凄いです。
3位 福山夏まつり あしだ川花火大会(広島県福山市)
芦田川で行われる花火大会です。観客席が両岸に設けられていますので、比較的撮影場所には不自由しません。風向きには注意が必要です。
福山通運とかサマンサタバサとか洋服の青山とかJFE福山製鉄所とか福山を拠点とする会社が多く存在し、そのスポンサーの提供による豪華なスターマインが特徴です。
見どころは視界いっぱいに広がるワイドなスターマインです。
時折、水中花火も炸裂しますので満足度は非常に高いです。
欠点があるとすれば・・・ 遠い駐車場に誘導されてしまうと果てしなく歩くことになります。以前、駐車場まで4km(1時間)歩いた記憶があります。
器材やクーラーボックスなどを担いで花火が終わった後1時間歩き続ける・・
駐車場との位置関係にはお気を付けください。
4位 須賀川市釈迦堂川花火大会(福島県須賀川市)
福島県のほぼ中心部を流れる阿武隈川の支流の一つ釈迦堂川(しゃかどうがわ)で行われる花火大会です。
花火師さんの競技会も兼ねていますので、何処の煙火所の誰の作品です、というアナウンスが入ります。その年の課題玉と自由玉そして、スターマインの打ち上げが行われます。
競技会だけあって、花火の球の質がとても高いものが多いです。
同じ課題玉を見ているうちに「さっきの人の方が綺麗だった」とか「真円じゃないね~」とか「開くタイミングが上死点じゃないね~」とか評論を始めそうになってしまいます。
観覧人数に対しての会場は狭く、、 撮影のスイートスポットが狭くて苦労します。
住宅とか電柱とか視界を遮るものが多いです。
5位 伊予彩まつり 花火大会(愛媛県伊予市)
伊予彩まつり のフィナーレを飾る花火大会です。
花火大会としての規模はそれほど大きくありませんが、とにかく近いです。
打ち上げ場所まで200mくらいしかありません。
風向きによっては砂かぶりならぬ、火の粉が降ってくることもあります。花火大会の醍醐味ですね~。
防波堤の幅いっぱいを使ったワイド系のスターマインや水中花火などの見どころも満載です。音楽花火もイイ感じです。とにかく近いというのは大きな魅力です。
もっと広角のレンズが欲しくなりますね~
番外編 宮島水中花火大会
番外編として場所取り、潮の満ち引き、風向き、水中花火の打ち上げポイントなど様々な条件が整った時限定で ダントツ1位の宮島水中花火大会があります。
近距離で炸裂する水中花火の閃光、轟音、硝煙の匂いそして衝撃波をダイレクトに味わえます。
大変思い入れのある花火大会で、20年近く通っています。
しかしながら、ナカナカ満足の行く写真が撮れませんね~
修行不足です。
宮島の大会は苦行です。9:00に自宅を出発、宮島口に駐車して現地に12:00に到着。特徴は撮影スポットが極めて狭い事です。鳥居が写らないと宮島で写真を撮る意味が無いので、鳥居の後ろにはすでに沢山の三脚が乱立しています。炎天下で皆さん殺気立っていて下手すると喧嘩になりますので場所取りは慎重に。
花火開始の19:40までひたすら待ちます。文章だと一言ですが炎天下で待つのは辛いです。20:40に大会終了。しかし狭い宮島に30万人も押し寄せていますので、フェリーに乗るまで2時間近く!毎年倒れる人もいて、救急車のサイレンが響く地獄のような混雑です。フェリー乗り場で将棋倒しに巻き込まれた事もありました。
宮島口を車で出るのは23:00です。廿日市ICの渋滞があったりして・・自宅にたどり着くのは毎年3:00頃になります。実働時間が18時間という苦行です。
体力、気力、時間を消耗して足取りは重く、軽いのは財布だけという大会です。
毎年もう二度と行きたくないと「今年で最後だと・・」思うのです。ですが、花火が打ちあがった瞬間全て忘れてしまいます。
"no Fireworks no life" 僕は花火依存症なのでしょうか
花火大会を主催される方、運営される方、警備などの方、花火師さんそして全ての関係者の皆さん本当に素晴らしい花火を鑑賞させて頂きありがとうございます。
毎年、美しい花火を見上げることが出来ること、そして下手ながら写真に夢中になれること、本当にありがたいことです。
そんな僕の夢は花火大会を主催することです。
拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました。
それでは皆さん何処かの花火大会でお会いいたしましょう。
出身は倉敷市水島地区です。
福島県にあります奥羽大学歯学部へ進学いたしました。
大学で歯科全般について学習する中で、不思議と矯正歯科の分野に強く惹かれて行きました。
ちょうどその頃自分自身も矯正治療を経験することになりました。
私自身もいわゆる"出っ歯"でした。
歯並びが本当に嫌で小さい時からのコンプレックスとなっていました。
この歯並びを治したくて、治したくて・・・
歯ならびを治せば自分が変われるような気がして矯正治療を受けるか散々悩みました。随分と担当の先生と話し合った思い出があります。
最終的には、ずっと気にしていた歯並びを治して思いっきり笑いたい!
自分を変えたくて思い切って人生の一大決心をして(大袈裟ですね・・)矯正治療を開始しました。
治療を開始してみると自分を変えることに挑戦しているという誇らしい気持ちが湧いて来ました。
自分は変われる、自分は今変わっているんだ!そう思いました。
装置が外れた時の解放感、達成感は一生忘れられない思い出です。
笑顔に自信が持て、写真を撮るときに思いっきり笑えるようになりました。
矯正治療が終わった後の写真には歯を見せて笑っている自分がいました。
学生時代の自分自身の経験から本格的に矯正歯科を目指そうと思いました。
大学卒業後は母校の歯科矯正学講座に2年間所属させて頂き、その後、縁があって福島の矯正歯科専門医院に12年間勤務いたしました。
12年間の勤務の間に成人の矯正治療を中心に様々な研鑽を積ませて頂きました。
矯正治療によって歯並びはもちろん、表情や性格まで変わられた方をたくさん見て来ました。
コンプレックスから解き放たれて、口元を気にせず、思いっきり笑顔を見せてくれる方や人前に出ることが苦手では無くなったとか性格まで明るくなる方も多く見て来ました。
そして、私はある種の確信を抱きました。
歯と歯並びの美しさは人生の幸福に貢献すると。
素敵な歯並びから生まれる健康的で魅力的な笑顔は、その方をより魅力的に見せる重要なコミュニケーション手段の一つだと。
12年間勤務させて頂いたの矯正専門医院を退職いたしまして、出身地の倉敷に "みやび矯正歯科医院" を開院いたしました。
様々な方に支えられ、引っ張られ、ようやく3年目を迎えようとしています。
「目立たない矯正治療 から 気づかれない矯正治療」 というご要望にお応えしながら、矯正治療を良い思い出にするべく邁進して参りました。
患者さんの人生に関わる仕事をしているという責任感は重いものです。
それでも患者さんの人生を良い方向に変えるお手伝いが出来たという手ごたえを感じる瞬間、矯正治療を担当していて本当に良かったと幸せを感じる時です。