矯正治療あれこれ
23歳 女性 「結婚式までに‥! 前歯を治したい」 ( 非抜歯 叢生症例 )
結婚式までに前歯のガチャガチャを治したいとの事で来院されました。
「結婚式っていつですか。。」 (;・∀・)
『間に合いますか・・?』 (*´з`)
という会話から始まりました
正中偏位を伴う叢生症例でした。
左の奥歯の関係がズレていました。
左臼歯部の関係改善を行いながら前歯の逆被蓋も修正しました。
2016年の7月2日にスタートして
2017年の3月27日に 終了
治療期間9カ月
非抜歯の 矯正治療です。
前歯のガチャガチャと逆被蓋はしっかりと修正され、上下の正中も一致しました。
とにかく時間との闘いでした ( ゚Д゚)
少し不十分な箇所もありましたが、
結婚式には余裕を持って間に合いました
この後ホワイトニングを行います (*’▽’)
白い歯でさらに魅力Upです!
素敵な笑顔になりました。
思い出に残る素敵な結婚式を~! (#^.^#)
ありがたいことです。
23歳 女性 口蓋側転位、捻転を伴う叢生 治療期間9か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約60万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年03月28日(火)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
11歳 女性 「八重歯を治したい」 (非抜歯 叢生症例)
11歳の女性です 八重歯を治したいとの事で来院されました。
上も下も歯ならびがガチャガチャで
左上犬歯のスペースがほとんどない八重歯の状況でした。
下の前歯は右に倒れ込み正中も右にズレていました。
「歯を抜かないで」というご希望と、乳歯がまだ残っていたとこともあり、
スペースを確保しながら歯を抜かないで上下の歯を排列しました。
治療期間19か月 非抜歯 の 矯正治療です。
2015年の9月26日にスタートして
2017年の3月17日に 終了しました。
治療前のレントゲン写真です
治療後のレントゲン写真です
八重歯は解消され、不正だった歯並びは跡形もなく修正されました。
正面からみた雰囲気が全く違います。
口元の雰囲気も変わり素敵な笑顔になりました。 (#^.^#)
スマイルラインが綺麗に出ていますね。
お友達にも「凄く変わったね~」って言われたそうです
素敵な笑顔でお過ごしください
ありがたいことです。
11歳 女性 口蓋側転位を伴う叢生 治療期間19か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約62万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年03月23日(木)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
精密検査後の 分析作業 と 診断
矯正治療を始めようとすると、精密検査が必要になります。
その精密検査の資料を分析して 治療計画を立案して行きます。
実際にどんな作業を行っているかを ご紹介します。
分析作業は大きく分けて 模型分析 と 頭部規格X線写真の分析 に分かれます。
その他にCTの分析もありますが、歯科用CTのページを見て下さい
歯型を採ってが出来上がった後、模型分析を行っていきます
歯列の幅を1か所づつ、歯の幅径も1本ずつノギスを用いて計測します。
それぞれ全ての計測値を分析に用います。
実際の模型分析結果を見てみましょう
左側の分析表は 歯列弓の幅径(アゴの横幅)を表す項目です。
犬歯-犬歯、小臼歯-小臼歯、大臼歯-大臼歯間を全て計測します。
右側の分析表は 歯列弓や歯槽骨の幅径や長径、そして歯の大きさを表す項目です。
歯の大きさは左右を計測して平均を出しています。
非常に大事な分析項目です
例えば、”ガチャガチャ”な歯並び「叢生」の原因は
1. 顎の横幅が狭い場合
2. 歯が大きい場合
3. その両方が合さった場合
この3パターンです。 その他にも様々なパターンがあります。
まとめるとこの表のパターンに分類されます。
漠然と「顎が狭いですね~」と言う訳にはいきません。
左側の分析表は arch length discrepancy の分析表です
英語で書くとカッコ良いですね~
歯列弓の大きさと歯の大きさの不調和を指します。
単純に言うと、顎のスペースの中に歯が並ぶことが出来るかという事です。
右側の分析表は Tooth Size Ratio の分析表です
上下の歯の大きさのバランスが取れていないとしっかりとした噛み合わせになりません。
上の歯に対する下の歯のバランスを計算して分析しています。
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続いては 矯正歯科治療に欠かせない
側方の頭部規格X線写真(セファログラムとも言います)の分析です
横顔のレントゲン写真のことです
撮影したレントゲン写真ををトレーシングして、分析線を書き込んでいきます。
ここまでの作業を終えると、分析可能な状態になります。
左側の分析表は Linearの分析です(距離計測の事です)
その名の通り計測点間の距離を表しています。
骨の大きさ、距離、平均値からの逸脱具合が分かります。
右側の分析表は Anglerの分析です(角度計測の事です)
先ほどの距離に対して、計測点間の角度を表しています。
矯正治療の分析には無数の流派があります。
「表千家」、「裏千家」、「武者小路千家」みたいな感じですね。
何処の世界も色々とありますので・・・
好みはそれぞれですが、決定的に優れている分析法もないため、
様々な分析表を比較しながら症例の概要を掴んでゆきます。
Ricketts と Mcnamara の分析表です。 これも様々な流派の一つです。
骨格の垂直的なパターンの把握に非常に参考になる分析です。
左側の分析表は、SteinerとTweed の分析です。
重複する分析項目もありますし、、呼び方が流派によって違ったりもします。
右側の分析表は MEAW の流派の人たちが提唱している分析です。
A.P.D.I. とか O.D.I とか色々と参考になります。
それらからE.I. を導く分析法です。
そして、開咬分析です。
臼歯部の挺出(伸び過ぎ)や前歯の低位(伸びが足りない)など総合的に確認できます。
以上の分析をビジュアルで分かりやすく表示したものが Profilogram です。
年代別、性別の平均的な横顔との比較が表現されています。
そして、V.T.O.(visual treatmentobjectives)横文字でカッコ良いですね~
治療目標の設定や治療プランに関する術前術後の評価ができます。
ただし、これだけでは「絵に描いた餅」なので
実際のメカニクスや治療法の選択は 矯正医 の仕事となります。
正直。。 流派が多いです (;・∀・) そのどれもが参考になります。
その一方で、決定的に優れている分析法というのもありません。
決定打に欠ける種々の分析を比較しながら自分で結論を出すしかありません。
診断とは 骨格・歯牙・軟組織の治療目標 を立て
それに必要なメカニクス
それに必要なツール や トレーニング
それらの スケジュール などを立案します。
私たちは ”歯並び” だけを治しているのではなく、
患者さんの人生をより良い方向へ変えるためのお手伝いをしていますので。
患者さんの要望や社会背景まで含めた治療計画を立案して行きます。
投稿日 : 2017年03月07日(火)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
11歳 女性 「噛み合わせが反対で食事しにくい」( 前歯の欠損症例 )
11歳 女性です 「噛み合わせが反対で食事しにくい」との事で来院されました。
前歯部と側方歯の 反対咬合(受け口)です。
じっくりと確認してみますと、左上側切歯がありません。
欠損でしょうか? 埋伏歯でしょうか?
こういった場合は歯科用CTで確認します。
とりあえず骨の中での交通事故のような最悪の出来事は起きていませんでした
https://www.miyabi-clinic.com/appliance/ct
↑ 参考 ↑ 稀に生じる交通事故のような出来事
左上側切歯(前から2番目の歯)は先天的な欠損歯であることが判明しました。
先天欠損とクロスバイトを伴う反対咬合症例
わきの歯がほとんど噛み合っていませんので食事はしにくいです。
1本歯が欠損していると歯並びが成立しなくなります。
欠損している歯のスペースを開けてキチンと排列しました。
治療期間12か月
2016年の2月26日にスタートして
2017年の2月17日に終了しました。
反対咬合とクロスバイトは解消されました。 (#^.^#)
わきの歯はキッチリと噛み合いお食事がとても美味しくなったそうです。
欠損歯は将来的(成人してから)にインプラントなどの補綴処置を行う予定です。
現在は顎の成長に対応できるように暫間的な歯を装着しています。
スマイルラインが幅広くなり、素敵な笑顔になりました。 (#^.^#)
印象が全く違いますね
ありがたいことです。
11歳 女性 欠損歯を伴う反対咬合 治療期間12か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約61万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年02月17日(金)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
14歳 女性「前歯が出ていて 口が閉じにくい」( 非抜歯 )
14歳 中学生の女性です
「前歯が出ていて 口が閉じにくい」との事で来院されました
上顎前突症(出っ歯)の度合いが強く、力を入れないと口が閉じにくい状態です。
また、噛み合わせも非常に深く(過蓋咬合)下の歯がほとんど見えません。
当初、上の歯を抜歯して上顎を下げる計画を立てていましたが、
成長期ということもあり、下顎の前方への適応に期待してみました。
先ずは非抜歯で頑張ってみました。。。
すると、
下あごを前方へ誘導することが出来ました。
ご本人の頑張りもあって結果的に非抜歯で治療する事が出来ました。
2015年の9月18日にスタートして 2017年の2月6日に終了
17か月で矯正治療を終了
上顎前突症(出っ歯)は跡形もなく解消されました。
あれだけあった前歯の距離も解消されました。
横顔のレントゲン写真でも、ハッキリとした変化が認められます。
やっぱり、成長期ですね~
横顔においての下あごの後退は解消されて
横顔は大きく変化、素敵な口元になりました。 (#^.^#)
出っ歯感も 今は昔。
口元もずいぶんとスッキリとしました。
ありがたいことです。
14歳 女性 欠損歯を伴う上顎前突症 治療期間17か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約62万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年02月07日(火)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
今まで矯正治療をあきらめていた方へ 新技術の・・・
今まで矯正治療をあきらめていた方へ
目立たない 気づかれない マウスピース矯正 「 インビザライン システム 」
での矯正治療を選択される 20代 から 50代の成人の方が増えています(^O^)
ご覧のとおり 矯正治療をしているとは思えないくらい 自然なマウスピース矯正です
年齢制限は無く、歯と骨さえ健康であれば出来ます
矯正治療は子供がするものだと思っていた人や
目立つことが恥ずかしかった人にとっては 気づかれにくいので
ストレスなく矯正治療を開始することが出来ます
インビザライン治療中の患者さんからは
「 子供が全然気づいてないんです~(*´▽`*) 」 や
「 自然すぎてびっくりしました!歯が動いていくのが楽しみです♡ 」
と お褒めのお言葉を頂くことが多いです(●´ω`●)
看護士さんや受付のお仕事をされている方、
ご年齢を気にされ 矯正治療をしていることを 気づかれたくない方などに選ばれています
20代 男性
30代 女性
40代 女性
50代 男性
インビザラインは” クリンチェック” という治療計画を作成して、
歯が動いていく シミュレーション画像を見て頂いてから治療を開始します
なので自分の歯が動いていく様子を確認してから治療を開始できるという安心感も
喜ばれている理由の一つになっているみたいです
症例によってはインビザラインでは適応出来ない場合もありますので
ご興味がある方はお気軽に ご相談ください (*´з`)
投稿日 : 2017年01月30日(月)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
12歳 女性 「前歯のガチャガチャ と 出っ張りを治したい」 ( 非抜歯 )
12歳の 女性です
「お口の中のガチャガチャな状態を何とかしたい」 との事で来院されました。
メインは 上顎前突症です(いわゆる出っ歯)
そして 叢生 (ガチャガチャ)
さらに 過蓋咬合 (噛み合わせが深すぎて、、下の前歯が見えません)
この3つの状態がミックスされた状況です
難しい言葉で言うと。。 「 過蓋咬合、叢生を伴う上顎前突症 」 と言います
見るからにお食事がしにくい状態です。
噛み合わせが非常に深いために(過蓋咬合)噛み合わせの高さを
正常に戻すのに苦労しました。
成長期でしたので、下あごの成長を期待して、抜歯しない治療を選択しました。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
お母さまから「いくらでも使ってやってください!」と言われました (#^.^#)
上顎前突症(出っ歯)は跡形もなく解消されました。
前歯のガチャガチャも解消され素敵な笑顔になりました。
治療期間17か月
2015年の7月17日にスタートして 2017年の1月20日に終了しました
患者さんの協力も良く、17か月で矯正治療を終了しました
治療前後でお顔の印象が全く違います。
笑顔が200%Upです!
これから先の長い人生でこの笑顔で、どれだけ得をするか想像もつきません (#^.^#)
ありがたいことです。
12歳 女性 過蓋咬合を伴う叢生 治療期間17か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約62万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年01月21日(土)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
41歳女性 「八重歯 と 前歯の出っ張りを治したい」
41歳 の女性です
「八重歯 と 前歯の出っ張りを治したい」 との事で来院されました
叢生 (八重歯) を伴う 上顎前突症 (出っ歯) です
口元の状態を改善するために上顎の小臼歯を抜歯して治療を行いました。
八重歯を解消して、歯を抜いた場所へ上の前歯を移動させます。
抜歯した隙間がなくなる頃には口元も下がってスッキリとした口元になりました。
出っ歯な感じも、八重歯な感じも 完全に解消されました (#^.^#)
治療期間16か月
2015年の8月31日にスタートして
2016年の12月24日に終了しました
患者さんの協力も良く、
16か月で矯正治療を終了することが出来ました。
口元の変化も大きく
八重歯 と 口元の出っ張り感もすっかりと解消され
素敵な笑顔になりました。 (#^.^#)
装置を外した日はちょうど”クリスマスイブ”でしたので、
患者さんには素敵なクリスマスプレゼントになったようです。
「思い出に残るクリスマスになりました」 とのコメントを頂きました
(#^.^#)
ありがたいことです。
41歳 女性 叢生を伴う上顎前突症 治療期間16か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上顎小臼歯抜歯治療 参考治療費 約60万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2016年12月27日(火)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ