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47歳 女性 「手術なしで 受け口を 治してほしい」(骨格的な要因を伴う 反対咬合)18か月
47歳の 女性です
「 手術しないで、受け口を 治してほしい 」との事で来院されました。
この方は、20代の時から受け口を治したくて、色々な歯科医院で相談をしていたそうです。
その度に、後ろ向きな説明をされ、
30年近く 矯正治療を諦めていたそうです。
前歯を中心に、犬歯、小臼歯まで10本の歯が反対になっています。
下の歯ならびが 骨ごと前に出ています。
下あごの骨と上あごの骨のバランスが逆転しています。
まさに、”受け口”と言われる状況です。
前歯が反対になっているため、上唇や鼻が下がり過ぎ、下唇の方が 前に出ています。
骨格的な 反対咬合の状態です。
口唇のバランスが悪いために、横顔が凹んでいるように見えてしまいます。
(写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
”しゃくれている” 感じが強く、「歯が気になって、笑えない」との事です。
(写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
”しゃくれている” ため、滑舌が悪く、不明瞭な発音になりやすいです。
そのため、相手が聞き取りにくくコミュニケーションを苦手とする反対咬合の方も多いです。
30歳のころ、口腔外科で 矯正治療について聞いたところ、
「 矯正治療は 時間がかかるし、大変だから やめたほうが良い 」と言われ、
諦めたそうです。
それでもずっと諦められず、
40歳のころ、歯科医院で受け口が治るか聞いたところ、
「 手術しないと、治らない 」と言われ、
怖くなって 治療を断念したそうです。
47歳の時に、当院で矯正治療を受けている知人の紹介で、来院されました。
「矯正治療だけで 治せると思いますよ」と私が言ったのが、非常に嬉しかったそうです。
骨格的要因を伴う 反対咬合です
ホワイトワイヤーを使用した装置とエラスティックを使用して、
反対咬合の改善を図りました。
2021年4月20日にスタートして、2022年の9月27日に 終 了しました。
治療期間は18カ月でした。
矯正治療の効果で、上顎が前に出たことで、反対咬合は治りました。
反対咬合が治ったことで、上唇が前に出て、
上下口唇のバランスが整いました。
受け口が改善したことで、口唇状態と横顔が変化しました。
横顔が 凹んだ状態は改善しました。
横顔が大きく変わり、整いました。
30年近く悩んでいた ”受け口” の状態が治り、
中顔面が陥凹して、”しゃくれ” ている状態は大きく改善しました。
しっかりと 笑えるようになりました。
素敵な 笑顔に なりました (#^.^#)
30年近く色々な歯科関係者に 治療はムリと言われて、
ずっと諦めていた歯ならびが 比較的短期間(18か月)に改善したことで、
「もっと早く来たかった。。。」と言われていました。
決して 遅くはありませんので、これから思いっきり歯を見せて笑って下さい。
ありがたいことです
47歳 女性 骨格的要因を伴う 反対咬合 治療期間18か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した非抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2022年11月29日(火)
カテゴリー : 反対咬合[受け口]
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