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「 前歯、口もと を 治してほしい」 26歳 女性 治療期間22か月(上下顎前突症)
26歳の 女性です。
「 歯の ねじれと、口もとを治してほしい 」との事で来院されました。
前歯は中心から大きくズレて、ねじれています。
大きな段差もあります。
「前歯が斜めに生えている」ことが 非常に気になるとの事でした。
横から見ると
前歯が かなり出ていて ”出っ歯” の状態です。
ねじれがあるせいで 余計出ているように見えてしまいます
上下の歯は前に傾斜して、顎の骨ごと前に傾斜しています。
なぜでしょう?
歯の1本、1本が標準のサイズよりも大き過ぎるため、前に押し出されて 歯ならびが、前後に長くなっているためです。
通常よりかなり歯ならびが 前後に長い影響で、 ”出っ歯” になっていています。
歯が大きいため、前歯に段差が出来てしまいます。
このため、口もとが出ていて、あごが 無いように見えます。
かなり、口が閉じにくいそうで、口は閉じきれず歯が出ています。
レントゲン写真を見てみると、
上の歯が それぞれ前方に大きく傾斜して、前に押し出されています。
E-ラインからも上下口唇が出てしまっています。
横顔を見てみると、
上下の口唇が 突出しています。歯によって唇が押し出されている影響です。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
上下の口唇が前に飛び出しているため、鼻が低く見えてしまいます。
もっさりとした「口もとを下げて欲しい」との事でした。
正面から見た時の、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張り感も気になります。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
力を入れないと、いつも歯が見えて口が閉じきれません。
前歯の傾きの影響で、口唇が非対称になっています。
「口もとを下げたい、口もとのゆがみを 直してほしい」との事でした。
前歯の 傾きに、ねじれが強く、”出っ歯” になっています。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
前歯の強い傾きによって、お顔が 非対称に見えてしまいます。
写真よりも実際は前歯が出ている感じがあり、歯を見せて笑いにくいとの事です。
「ねじれ、ゆがみ、”出っ歯”を治してほしい」との事です。
叢生を伴う 上下顎前突症です
口もとの歪み、非対称と、”出っ歯”を治すために上下顎左右の小臼歯抜歯を行い、前歯を後方に移動させました。
2021年の11月22日にスタートして 、2023年の9月15日に 終 了 しました。
治療期間は22か月でした。
抜歯を行ったことで、前歯が下がり、上顎の前後的な距離が適正になりました。
同じように 下あごも前後的な距離が短くなり、適正な長さになりました。
上下の顎が適正な長さになった、この効果で上下の前歯が下がりました。
治療前後で前歯の傾斜がかなり改善しました。
レントゲン写真で確認しても上下の前歯は 大きく下がり、
前に飛び出していた上下の前歯の傾きが正常化しました。
上下の口唇もかなり下がりました。
口もとの飛び出した感じもなくなり、鼻の下、下唇の形が整いました。
歯ならび が変化したことで、口唇が大きく変化しました。
上下の口唇が大きく下がり、あごのラインが綺麗になりました。(あごが できました。)
口もと の出っ張り感が 解消され、自然に お口が閉じられるように なりました。
口もとが上下ともに下がった効果で、鼻が高くなったかのように見えますね。(鼻の高さは変わりません)
”おとがい”の緊張感も解消し、口もとの ”もっさり感” が解消しました。
自然に口が閉じられるようになり、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張っている感じが解消しました。
前歯の傾きを原因とする 口唇の非対称は解消しました。
口もとが 下がり、”口ゴボ” ではなくなり、スッキリとした印象のお顔になりました。
前歯のねじれが 解消し、非対称性、ゆがみが解消しました。
前歯が大きく下がったことで、 ”出っ歯” 感も解消しました。
お顔自体が「ゆがんでいるように見える」と気にされていましたので、
たいへんに満足され、喜ばれていました。
素敵な笑顔になりました! (#^.^#) 自信をもって思いっ切り笑ってください。
ありがたいことです。
26歳 女性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間22か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2023年12月10日(日)
カテゴリー : 矯正治療あれこれ
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