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「 出っ歯、”すきっ歯” を 治してほしい」 16歳 女性 治療期間20か月(上顎前突症)
16歳の 女性です。
「 出っ歯と、”すきっ歯” を治してほしい 」との事で来院されました。
前歯は すき間が開いていて、”出っ歯”の状態です。
前歯が前方に強く傾斜しています。
「出っ歯 と すきっ歯 」が 非常に気になるとの事でした。
横から見ると
前歯が かなり出ていて ”出っ歯” の状態です。
なぜでしょう?
歯の1本、1本が標準のサイズよりも大き過ぎるため、前に押し出されて 歯ならびが、前後に長くなっているためです。
通常より歯ならびが 前後に長い影響で、 ”出っ歯” になっていています。
このため、口もとが出ています。
口が閉じにくいそうで、自然には口が閉じきれず歯が出ています。
レントゲン写真を見てみると、
上の歯が 前方に傾斜して、前に押し出されています。
E-ラインからも上下口唇が出てしまっています。
横顔を見てみると、
上下の口唇が 突出しています。歯によって唇が押し出されている影響です。
とくに下唇の出かたが強いですね。上唇よりも前に出てしまっています。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
上下の口唇が前に出ているため、鼻が低く見えてしまいます。
もっさりとした「口もとを下げて欲しい」との事でした。
正面から見た時の、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張り感も気になります。
自然には 口が閉じられません。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
「口もとを下げてほしい」との事でした。
前歯には すき間があり、”出っ歯” で ”すきっ歯” になっています。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
前歯が出ていて、すき間があるので 歯を見せて笑いにくいとの事です。
「”出っ歯”と ”すきっ歯” を治してほしい」との事です。
空隙を伴う 上顎前突症です
前歯のすき間と、”出っ歯”を治すために上下顎左右の小臼歯抜歯を行い、前歯を後方に移動させました。
2021年12月27日にスタートして 、2023年10月16日に 終 了 しました。
治療期間は20か月でした。
小臼歯の抜歯を行ったことで、前歯が下がり、上顎の前後的な距離が適正になりました。
上だけ注目されがちですが、下あごも前後的な距離が短くなり、適正な長さになりました。
上下の顎が適正な長さになった、この効果で上下の前歯が下がりました。
治療前後で前歯の傾斜がかなり改善しました。
レントゲン写真で確認しても上下の前歯は 大きく下がり、
前に飛び出していた上の前歯の傾きが正常化しました。
上下の口唇もかなり下がりました。
口もとの飛び出した感じもなくなり、鼻の下、下唇の形が整いました。
歯ならび が変化したことで、上下の口唇が大きく下がり、あごのラインが綺麗になりました。
口もと の出っ張り感が 解消され、自然に お口が閉じられるように なりました。
口もとが上下ともに下がった効果で、鼻が高くなったかのように見えますね。(実際の 鼻の高さは 変わりません)
”おとがい”の緊張感も解消し、口もとの ”もっさり感” が解消しました。
自然に口が閉じられるようになり、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張っている感じが解消しました。
下唇のめくれ上がりが 解消しました。
口もとが 下がり、スッキリとした印象のお顔になりました。
前歯の ”出っ歯” 感が 解消しました。 前歯のすき間も 解消しました。
”出っ歯” と ”すきっ歯” を気にされていましたので、たいへんに満足され、喜ばれていました。
素敵な笑顔になりました! (#^.^#) 自信をもって思いっ切り笑ってください。
ありがたいことです。
16歳 女性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間20か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2024年04月28日(日)
カテゴリー : 空隙歯列[すきっ歯]
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